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ヤマハの人気電動アシスト子供乗せ自転車「PAS Babby un(パス バビー アン)」。今回は最新2024年モデルの試乗レビューです!
公式サイトでもアシスト性の良さを売りにしているヤマハの電動アシスト自転車。今年のモデルの乗り心地はどんな感じなのでしょうか?
今回はそんな声にお応えすべく、自転車販売のプロである筆者が通常モデルの「PAS Babby un」とリヤチャイルドシートが標準装備された大容量バッテリーモデル「PAS Babby un SP」の全2モデルのレビュー・機能解説をしていきます!
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目次
PAS Babby unの特徴は?
まず始めにざっくりとPAS Babby unの特徴を紹介しておきますね。
PAS Babby unの主な特徴はこちらの3点。
- ワイヤー内臓型ですっきりした見た目の軽量アルミフレーム
- コンパクトで扱いやすい車体設計
- 最高のアシストレベル
ワイヤー内臓型ですっきりした見た目の軽量アルミフレーム
PAS Babby unはブレーキやモーター駆動系のワイヤー類をフレームに内蔵しているので、外観的にもすっきりとした車体に仕上がっています。ワイヤーが外部に出ていると衣類やバッグ等が引っかかって破損に繋がってしまうケースもあるので、その心配がないのもワイヤー内蔵型のメリットの1つですね。
フレームもアルミを使用しているので車体の軽量化にも繋がっています。
コンパクトで扱いやすい車体設計
PAS Babby unの車体は全長が1,720mmと他の電動アシスト自転車メーカーの同型モデルに比べてややコンパクトな車体サイズになっています。
モデル名 | 全長 |
ヤマハPAS Babby un | 1,720mm |
パナソニックギュット・アニーズ・EX | 1,785mm |
ブリヂストンビッケ モブ dd | 1,810mm |
車体がコンパクトだと小回りが効くので狭い道でもハンドルの操作がしやすく、人や信号が多いエリアでの走行にもピッタリです。また、重い荷物や子供を乗せた際にも安定感があります。
ヤマハ「PAS」シリーズ内で最高のアシストレベル
ヤマハの「PAS」シリーズは20車種以上のモデルをラインナップしていますが、その中でもPAS Babby unは最高のアシストレベルに設定されており、滑らかでパワフルなアシスト力を発揮します。勾配のきつい坂道や重い荷物を乗せた際、また3人乗り(子供2人乗せ)をした際にも快適な走行が可能です。
2024年モデルと旧モデルの違い、変更点は?
最新の2024年モデルでは以下の2点が変更されています。
- 大容量15.4Ahバッテリー搭載の「PAS Babby un SP」が新登場
- 一部車体カラーの変更
大容量15.4Ahバッテリー搭載の「PAS Babby un SP」が新登場
2018年モデルまでは12.3Ahバッテリーのみの販売でしたが、2019年以降のモデルでは新たに15.4Ahの大容量バッテリーを搭載した「PAS Babby un SP」が新登場しています。
1度の充電での走行距離を重視するユーザーの声がまだまだ根強くある、とのことから発売に至ったモデルの様です。価格も通常の12.3Ahモデルと4,000円違うだけなので、高頻度で自転車を利用する方であれば候補に入れてみるのもアリだと思いますよ。
2024年モデルは「PAS Babby un SP」に新カラーが追加
PAS Babby un SPは「マットブラック」「パウダーブルー」「マットカフェベージュ」の3カラー展開でしたが、2024年モデルでは合計6カラーがラインナップされています。
PAS Babby un SPのカラーラインナップ
落ち着いた大人な雰囲気のマットなカラーと鮮やかなカラーがそれぞれ3色ずつ。色の選択肢が増えたのも嬉しいポイントです。
PAS Babby unのカラーラインナップ
一方で「PAS Babby un」はカラーが旧モデルより減っており、2カラーのみの展開になっています。
2024年モデルから「PAS Babby un」はチャイルドシートが別売りに
2024年モデルからは「PAS Babby un」に標準搭載されていたチャイルドシートが別売りになっているので注意が必要です。
車体価格はその分安くはなっていますが自分でチャイルドシートを買い揃えるのは正直手間なので、子供乗せ電動自転車を探している方は「PAS Babby un SP」を買うほうが無難でしょう。
チャイルドシートは約1万円程度(OGK製等)なので、チャイルドシートを一緒に買った場合のBabby unとBabby un SPの価格差は6,000円程度です。
「PAS Babby un」と「PAS Babby un SP」との違いは?
通常モデル「PAS Babby un」と大容量バッテリーモデル「PAS Babby un SP」との違いは以下の通り。
モデル別性能&価格比較表
モデル名 | PAS Babby un | PAS Babby un SP |
タイヤ サイズ | 20インチ | 20インチ |
適応身長 | 142cm〜 | 142cm〜 |
適応身長※3人乗り時 | 146cm〜 | 146cm〜 |
バッテリー容量 | 12.3Ah | 15.4Ah |
走行距離 | 強モード:41km標準モード:51kmオートエコモードプラス:58km | 強モード:50km標準モード:61kmオートエコモードプラス:75km |
チャイルドシート | 別売り | 標準搭載 |
メーカー定価 | 127,000円 | 142,000円 |
カラー一覧 | 全2色 | 全6色 |
「PAS Babby un」にはチャイルドシートが搭載されておらず、別売りになっているので注意しましょう。
「PAS Babby un」にいざ試乗!乗り心地はどう?
それではここからは実際にPAS Babby unに乗ってみた感想・レビューを紹介していきます!
早速車体にまたがってアシストの電源をON。
メーターは大画面で文字も大きく、ごちゃごちゃしてないシンプルな表示形式なので見やすいです。
走行中でもアシストモードやバッテリー残量をしっかりと確認出来ます。
乗り心地レビュー
またがってみた印象としてはヤマハの前子供乗せモデルの「PAS Kiss mini un」よりも重心が低く、どっしりとした安定感があります。
そもそも電動アシスト自転車自体が30kg前後あるので車体にまたがっているだけでも若干の重さを感じるのですが、ペダルに足をかけて漕ぎ出し始めると滑らかでスムーズなアシストが効いて、スーッとフラつくことなく発進出来ました。
前カゴは比較的大型なタイプです。軽量&丈夫なポリカーボネート樹脂製のカゴを搭載しています。お買い物袋や子供の荷物を入れたとしてもハンドル操作が不安定になることもなく、しっかりアシストが効いて快適に走れます。
後部のチャイルドシートはよくあるオーソドックスなタイプ。シートベルト5点止めでしっかりと子供の身体にフィットさせることが出来ます。
【追記】2024年モデルは前カゴが進化!
PAS Babby unの2024年モデルは前カゴの形状が変化しています。
もともとは底面にしかガードがなかったので、旧モデルは小さい荷物が脇から落ちやすいというデメリットがありましたが、最新モデルではこの問題が解消されています。
また、最新モデルはカゴサイズも横幅38cm×縦幅32cm×高さ24cmと非常にワイドなのでたくさんの荷物をいれることができます。
別売りにはなりますが、上記の写真のような自転車用のお買い物バッグを取り付けることも出来ます。
フロントチャイルドシートも取り付け可能
PAS Babby unはオプションのフロントチャイルドシートを取り付けることで3人乗り(子供2人乗せ)も可能になります。
3人乗りを検討しているなら電動アシスト自転車は間違いなく快適なので、電動なしの自転車よりも圧倒的にオススメです。
前に乗せられるのは3歳未満まで。3歳以降は重量的にハンドル操作が難しく、走行中の視界も悪くなってしまうので後部チャイルドシートへ乗せるようにしましょう。
PAS Babby unの総合評価
私はこれまでブリヂストンのビッケシリーズやパナソニックのギュットシリーズなど色々な子供乗せモデルの試乗をしてきましたが、個人的には2024年モデルのPAS Babby unはその中でも一番自然なアシスト性があると感じました。
特に漕ぎ出し時の滑らかさがひと味違う印象です。弱すぎることなく、パワフルすぎることも無く、ちょうど良いくらいのアシストが効くので、電動アシスト自転車初心者でも抵抗なく乗りやすいのではと思います。
2019年モデル以降は大容量バッテリーを搭載したモデルも出ているので、子供乗せの電動アシスト自転車を検討している方は是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
また、ヤマハの前子乗せモデルのPAS Kiss mini unの最新モデルのレビューも「【試乗レビュー】PAS Kiss mini un最新モデルに乗ってみた」で紹介していますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。ヤマハ独自のチャイルドシート「コクーンルーム」に関しても詳しく解説しています。
通販でPAS Babby unを買うならどのお店がおすすめ?
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